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ズームレンズ食わず嫌い

SMCP-DA 16-45mm F4ED AL
SMCP-DA 16-45mm
F4ED AL

ペンタックス
16-45mm F4ED、今冬購入。購入決断の決め手は写真ブログ:掌上都市觸覺さんのこのアーカイブだった。

フィルムの時代の愛機はGR1TIARAだったりともともと広角野郎なのだが、現在使用しているデジイチにも広角を!という欲求はあまりなかった。T2GR1TC-128Tiなど所謂「高級コンパクト」の名機デジタル版の発売を待っていたのだ。「高級コンパクト」というのはハッキリ言ってコンパクトカメラというより「カメラ機能の付いたレンズ」である。人物用に一眼(+標準レンズ)、スナップ用に広角コンパクトという構成が自分にはベストだった。

今秋、満を持して発売されたリコーのGR DIGITAL。待ち望んだ高級コンパクトのデジタル版である。当然期待をしていたのだが好みのカメラではなかった。つくりは確かにGR。しかし肝心の画像がどうしてもしょぼく見えてしまうのだ。さらにGR1では独立したボタン、スイッチによって行っていた操作のほとんどがこのGR DIGITALでは「メニュー内」に収まってしまった。というわけでパス。

世に出たGR DIGITALに軽く失望したので結局デジイチ用の広角レンズを購入することにした。そうなると明るさ、描写性能、重量を考えて、単焦点のレンズだ。画質では明らかに「単焦点>ズーム」である。

そんなときに掌上都市觸覺をみた。レンズごとにアーカイブが整理されている写真ブログだ。画像は全てがすばらしく、その中でもこの16-45mmで撮影された香港の写真に圧倒された。夜景、料理、風景全てをひとつのレンズで賄っている。正直ズームでもここまできれいに撮れるということに驚いた。デジタルの場合、明るさは感度操作で補えないことはない。通しでF値が4というのも使いやすそうである。というわけで単焦点のレンズ購入は中止。「明るさ」と「重量」は捨ててこのズームを買うことにした。腕さえあれば自分もあのような写真が取れるかもしれない、と考えてしまったのだ。

【使用しての感想】多少長いなと思ってしまうが、重さはそれほどでもない。広角のパースペクティブは十分すぎるほど味わえる。画角こそ24mm相当だが、遠近感は何しろ16mmの世界なのだ。慣れないと同じような写真になってしまうところがある。写りは大満足。コストパフォーマンスも二重丸。中古で34,000円。

▼夜景も手持ちで撮影可能(F4 1/45 ISO1600)IMGP2127.jpg▼夕方の室内で真横に座るアビィをこの距離感で撮れるのは広角だからこそ。
IMGP2094.jpg▼パースを生かすためにもできるだけ「寄る」撮影で。IMGP2071.jpg
by あびP | 2005-12-24 02:53 | photo | trackbacks (0) | comments (0)

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